こんにちは!
おつまみトレーダーのジュンです
今回は「通貨ペア」と「円高円安」
について学んでいきましょう
通貨ペア
FXは2つの異なる国の通貨を売買する取引なので、「米ドルだけを買う」「円だけを売る」のではなく、「米ドル/円(USD/JPY)を買う」「米ドル/円(USD/JPY)を売る」といったように、通貨はペアになっています。
「米ドル/円(USD/JPY)を買う」というのは「米ドルを買って円を売る」という意味であり、反対の「米ドル/円(USD/JPY)を売る」とは「米ドルを売って円を買う」という意味です。
メジャー通貨とは、一般的に「FX市場での取引量や取引参加者の多い通貨」のことを指し、マイナー通貨とは「FX市場での取引量や取引参加者が少ない通貨」のことを指します。
また、メジャー通貨は「スプレッドが小さい」、マイナー通貨は「スプレッドが大きい」といった傾向があります。
ちなみに各FX会社により異なりますが、通貨ペアは10~20通貨位の通貨ペアを取り扱っている会社が多いです。
FXの取引って「ドル」と「円」
だけだと思ってました…
通貨ペアは色々とありますが
日本人になじみ深いのは「米ドル/円」
ですよね
ちなみに国内取引の約60%は
「米ドル/円」となっています
「USD/JPY」(米ドル/日本円)の通貨ペアの場合、左側の通貨(米ドル)を基軸通貨と呼び、買ったり売ったりする対象の通貨となります。
一方、右側の通貨(日本円)を決済通貨と呼び、売買の結果、発生する損益は右側の決済通貨建てで発生します。
通貨ペアの左右順番は決まっており「力の強い通貨が左側」となっています。
通貨の力の強さは「EUR > GBP > AUD > NZD > USD >>> その他通貨 >>> JPY」の順番です。
「日本円」は3大メジャー通貨ですが、例外的に新興国との組み合わせでもほぼ右側に表示されています。
「USD/JPY」でしたら
「1米ドルを何円で交換できるのか」
ということです
日本円で比較できるのは
わかりやすいです
はっきりした定義はないものの、一般的には上記のようにメジャー通貨とマイナー通貨がわけられています。
メジャー通貨の中でも取引量が非常に多いのが、「世界三大通貨」と呼ばれる「米ドル」・「ユーロ」・「円」です。これらは先進国の通貨であるため相場が安定しており、取引に関わる情報も得やすいといえます。
マイナーといわれるだけに
国名は知っていても通貨名は
知らないのが多い…
その国に行かないと
通貨名はわからないですよね…
ではメジャー通貨とマイナー通貨の
特徴をみていきましょう
メジャー通貨は多くの人が取引をしているので、相場の値動きが安定しており、取引の際に特徴がつかみやすい傾向にあります。
また、取引量が多いため流動性が高く、スプレットの幅が小さくなる傾向にあることもメジャー通貨のメリットです。
一方で、メジャー通貨はマイナー通貨に比べて値動きが緩やかでボラティリティ(価格変動)が低いため、大きな利益を得るには取引量を増やす必要があります。
マイナー通貨はボラティリティが高く、大きく上がったかと思えばすぐに下降するなど、値動きが激しい傾向にあります。そのため、タイミングを見極めて上手く売買すれば、短期間で大きな利益を得られる可能性もありますが、総じてリスクは高くなります。
また、マイナー通貨はスワップポイントが高いため、買いポジションを保有しているだけで利益が出やすいこともメリットです。
ただし、マイナー通貨は相場が不安定なうえに取引参加者が少ない傾向にあり、流動性が低くなります。流動性が低いと「買いたいときに買えない」「売りたいときに売れない」という状況に陥ってしまいかねません。
つまり「売買が成立するときには価格が大きく変動してしまうリスクがある」ということです。
なんかマイナー通貨の取引は…
危険な臭いがしますね…
リスクが高いですから
特に初心者は手を出さないほうが
良いかと思いますので…
初心者にもおすすめな
通貨ペアを紹介します
FXでは「この通貨ペアが一番稼げる」と断言することはできませが、なじみのある国の通貨であれば、複数の情報源から社会情勢などを知ることができ、それが取引に役立ちます。
そのため、FXを最初に始める際は下記のメジャー通貨ペアでの取引がおすすめです。
◎米ドル/円(USD/JPY)
- 多くのFX会社で スプレッドの幅が小さく設定されており、初めての人でも気軽に取引しやすい
- ボラティリティも適度にあり、値動きは緩やかなもののトレンドが出ると続く傾向がある
- 終日ある程度の値動きが期待できる
- 日本とアメリカの経済や社会情勢について情報収集が行いやすい
◎ユーロ/円(EUR/JPY)
- 取引量が多くスプレッドも小さいので「米ドル/円」以外で円の含まれる通貨ペアを探している方におすすめ
- 変則的な値動きが少なく、比較的トレンドが出やすい
- ボラティリティはやや低めだが、ロンドン市場がスタートし取引が活発になる日本時間16時頃からは高まっていく傾向にある
- ユーロ圏各国(特にフランスやドイツ)の経済や社会情勢について情報収集が行いやすい
◎ユーロ/米ドル(EUR/USD)
- 世界で最も多くの取引が行われており、スプレッドも小さめ
- 取引量が多いことから流動性が高く、値動きも緩やか
- 値動きは小さいものの、トレンドが出やすく、また、一度出ると継続する傾向がある
- アメリカとヨーロッパの経済状況の影響を受けやすく、経済動向や金融政策には常に注目しておく必要がある
◎英ポンド/円(GBP/JPY)
- 「米ドル/円」の次に国内シェアがあり、「米ドル/円」に比べると流通量は少なくなりますが、人気の高い通貨ペア
- メジャー通貨同士のペアの中ではボラティリティが激しくなりやすい
- 英ポンドはイギリス内での取引量が多く、活発な値動きが起こりやすい時間帯としてはロンドン市場がスタートする日本時間16時頃〜深夜にかけて
- 「英ポンド/円」は「米ドル/円」などに比べるとスプレッドが大きい
まずは上記の通貨ペアから
どれか一つに絞って始めるのが
いいと思います
絞ったほうが良いのは
なんですか?
通貨ペアの特徴をとらえることも
大切だからです
恋人に対しても一途なほうが
その人のことを深く知れますしね
まぁ💗
円高円安
円高、円安って
いつも迷うんですよね…
「1ドル=100円」から
「1ドル=90円」になったら
「円高」って…
「100円」から「90円」に
安くなってるのに…
確かに変な感じですよね
では円高円安について学んでいきましょう
「円高」とは「円の価値が高いこと」を指し、「円安」は「円の価値が安いこと」を指します。
具体例をあげて見ていきましょう
「100円を出せば1ドルと交換できた」を基準とすると
「110円を出さないと1ドルと交換できない」は基準よりも「10円多く出さないと交換できない」ということになります。これは「1ドルの価値が上がった(=ドル高)」となり、言い換えれば「日本円の価値が下がった(=円安)」ことになります。よって「ドル高 円安」ということです。
逆に「90円を出せば1ドルと交換できた」は基準よりも「10円少なく交換できた」ということになります。これは「1ドルの価値が下がった(=ドル安)」となり、言い換えれば「日本円の価値が上がった(円高)」ことになります。よって「ドル安 円高」ということです。
日本円の価値が上がって他国通貨を
安く買えるようになれば「円高」
逆に日本円の価値が下がって他国通貨を
高く買わなければならないのが「円安」
ってことですね!
海外からの物が安く買えるから
「円高」になればいいってこと
ですよね?
日本は輸出も重要な産業なので
一概にどちらがいいとは言えません
そうですね
今はFXについて学ぶ時間ですもんね
入門講座で学ぶことは
他にもありますので
次回もしっかりと学んでいきましょう
はい!
よろしくお願いします!
次は「入門講座 FX入門③」に
進みましょう
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